基礎知識

バストの仕組み

バストは大胸筋の上に、乳腺、脂肪、クーパー靭帯で構成されています。
乳腺は、乳頭の周囲に放射状に並んでいて、それぞれの塊を葉と呼びます。
乳腺から分泌された乳は、乳管、乳頭を通って体外へ出ます。
この乳腺の数は、生まれつきに個人差がありますが、バストアップするのに非常に重要で、発達していればしているほど豊かなバストになります。
また、乳腺が多く大胸筋との間の脂肪が少なければ、バストは崩れにくく維持しやすくなります。
しかし、乳房の9割は脂肪で、乳腺は1割です。
バストの皮膚下にある脂肪は、乳腺を保護する役割があり、量が多いか少ないかでバストの大きさ、形状、丸みが決まります。

理想のバスト

理想のバストとはどんなバストなんでしょうか。「大き過ぎす小さ過ぎす、離れ過ぎていなくてバランスのいい。」
なんともはっきりしないですが、実は定義があります。
服を着たときに美しく見せるには、正面から見た肩、バスト、ウェスト、ヒップの幅と高さ。
加えて側面から見たバスト、ウエスト、腹部、ヒップのトルソ・バランスで決まるそうです。

バストの仕組み

側面から見たときは、ウエストが1ならバストは1.3、前から見たときはウエストが1ならバスト(乳頭間隔)は0.8。
カタチは丸いお椀型で、外国人に多い釣鐘型とは違うようです。
その他、オトナの女の「理想のバスト10か条」なんていうのもあります。
http://www.wacoal.jp/topics/2012/07/topics100658.html

脂肪って何?

一般的に「脂肪」といえば、おなかをつまんで引っ張れるものでしょうか。
脂肪には大きく分けて中性脂肪、脂肪酸、コレステロール、リン脂質の4種類あります。
この中で、おなかを引っ張ったときの余分なお肉は「中性脂肪」です。
中性脂肪は体内の脂肪の9割を占めており、場所によっては皮下脂肪、内蔵脂肪と呼ばれます。
体を動かしてエネルギーを消費し、エネルギー不足になると中性脂肪が燃焼されエネルギーとして使われます。
逆に余ったエネルギーは中性脂肪となり、脂肪細胞として貯蔵されます。
中性脂肪が増えて脂肪細胞に入りきらない場合は、脂肪細胞は分裂して増えていきます。

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